
日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第7節B卓(5人打ち)が10月13日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、近藤久春が4戦3勝の好成績で卓内トップを取った。
3年連続で昇級争いに加わっている元A1の近藤は、初戦で小さなラスを引くものの、残りの3戦で勝利。暫定順位を3位まで上げた。「昇級するには負けが許されないところまで追い込まれていたので勝ててホッとしています。最終節が終わるまで厳しい戦いが続きますが上を見て戦います」と、A1復帰に向けてさらに闘志を燃やしていた。
【試合結果】
1位 近藤久春 +42.6
2位 杉浦勘介 +7.5
3位 古橋崇志 +2.4
4位 前原雄大 ▲26.2
5位 一井慎也 ▲6.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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