強豪揃いの過酷なトーナメントを制したのは、原口健飛の勢いと責任感だった。
 10月11日、RISEはぴあアリーナMM(横浜)大会を開催。那須川天心が出場しない初のビッグマッチであり、RISEの新エース争いという意味でも重要な大会だった。伊藤隆代表は、今大会と11.1大阪大会のテーマとして「天心vsRISE」を掲げている。
 原口はこの横浜大会で-63kg日本トーナメントに出場。1回戦でシュートボクシング&KNOCK OUT王者の西岡蓮太に判定勝ちすると、決勝では直樹をパンチ連打によるKOで下した。