Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、10月22日第1試合に出場する4選手を発表した。注目はセガサミーフェニックスの近藤誠一(最高位戦)と、女性選手3人という組み合わせ。“千両役者”でもある近藤が、才色兼備の女性選手による包囲網からうまく抜け出すことができるか。
【中継】麻雀格闘倶楽部vs風林火山vsPirates vsフェニックス
近藤といえば、昨期は個人タイトルも取り、チームの準優勝にも大きく貢献したトッププレイヤー。チームでは女性選手3人と、ほどよい距離感を保ちながら悲願の優勝を目指している。Mリーグにおいては普段から女性に囲まれていることもあり“女性卓”に一人で入っても、固くなるようなことはないだろうが、男性選手との戦いに違いがあればそこは気になるポイントだ。
2019シーズンも女性選手は多く活躍したが、2020シーズンは女性選手だけでも好不調がはっきりしている。勝ち頭なのは個人4位につけているEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)。昨期はチームがリーグ最下位で、いよいよ選手入れ替えも背後に迫る中、積極的な戦いぶりが好結果につながっている。百戦錬磨の近藤相手に斬ってかかる一番手だ。
攻めに攻めて結果につなげてきたのはKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)。昨期はエース・佐々木寿人(連盟)をも上回るポイントを叩き出した。今期はここまで▲52.7と苦戦気味だが、強烈な“女神パンチ”が入れば、そこからは猛ラッシュが始まる。
「2年目のジンクス」とも言えそうなものにぶつかっているのが、U-NEXT Piratesの瑞原明奈(最高位戦)。昨期は開幕早々に勝利をあげると、そのルックスもあり一気に注目を集めた。ただ今期は、まさかの2戦2ラス。笑顔よりも苦悩の表情が続いている。満面の笑みで勝利者インタビューを受けるのは、今夜か。
【10月22日第1試合】
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟) 個人4位 +82.1
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟) 個人24位 ▲52.7
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人11位 +41.2
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(麻将連合) 個人28位 ▲98.7
【10月20日終了時点での成績】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +95.5(10/90)
2位 赤坂ドリブンズ +72.9(10/90)
3位 EX風林火山 +72.8(10/90)
4位 渋谷ABEMAS +52.3(10/90)
5位 セガサミーフェニックス ▲8.6(10/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲67.7(10/90)
7位 TEAM雷電 ▲102.0(10/90)
8位 U-NEXT Pirates ▲115.2(10/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)




