(鈴木は1回戦で江幡と対戦)

 11月1日に開催されるRISEのビッグマッチ、エディオンアリーナ大阪大会は男女2大トーナメントに那須川天心vs裕樹と注目カードが並び、大きな話題を呼んでいる。

 この大会の“主役候補”の1人が、55kg級4人トーナメントに出場する鈴木真彦だ。鈴木はRISEの同級王者。5年前に那須川に敗れたが、それ以降は19連勝という驚異的な結果を残している。

 しかも強烈なパンチを武器としたアグレッシブな闘いが身上。那須川との再戦が常に期待されてきた。そして今回、出場するトーナメントは那須川への挑戦権をかけたもの。虎視眈々とチャンスを狙ってきた鈴木にとって、ここは絶対に落とせない闘いだ。

 しかし1回戦で闘う江幡塁も、那須川へのリベンジを狙う選手の1人。昨年大晦日、RIZINで那須川に敗れている。ヒジありルールで日本トップの戦績を残してきた江幡は、鈴木にとってもキャリア屈指の強敵だ。

 逆ブロックにはムエタイ系の志朗とシュートボクシング王者の植山征紀。トップ選手が揃ったトーナメントに「闘いたい相手しかいない」と鈴木。そしてそんな過酷な闘いでも「優勝するのは当たり前。勝ち方を見せなきゃいけない」と強気なところを見せる。RISEの舞台ではRISE王者の自分が勝つ。それがプライドなのだ。

 トーナメントで優勝するには、できるだけダメージを少なくして決勝に進むことも重要だ。江幡が相手とはいえ、長期戦は避けたい。だからこそ、鈴木は倒しにいくという。

「派手にいきます。その上で油断はせずしっかり仕留める」

 10月11日の横浜大会と今回の大阪大会には「天心vsRISE」というテーマが掲げられている。しかし「ずっと打倒・那須川天心でやってきた」という鈴木は「天心vsRISEではなく鈴木真彦vs那須川天心だと思ってます」。勝つのはもちろん、試合内容でも那須川以上のものを残したいところだろう。

 そんな鈴木に“援軍”が現れた。格闘技好きで知られるタレントの武井壮だ。武井はツイッターで「11月1日のRISEの天心との対戦者決定トーナメントがここ最近のお楽しみ、早く観たい」とツイート。鈴木真彦の気合に注目している、志朗も一回戦がどちらももつれたら良さそうだしなあ」と注目ポイントについても言及。これに鈴木が「期待を超える最高の試合をお魅せします」と応えると、さらに武井から「おー!!いつも試合観てるよ!!がっちり応援してるので頑張ってください!」。

 こうしたツイッターでのやり取りからも、 11.1 RISE大阪大会への期待感の大きさが分かる。すでにチケットは完売。最高の熱気の中での闘いとなりそうだ。

【映像】那須川天心の忙しすぎる1日

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【視聴予約】11月1日13時より「RISE DEAD OR ALIVE 2020 Osaka」
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