Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、10月27日第1試合に出場する4選手を発表した。注目はそのビジュアルで他の追随を許さない個性を発揮しているセガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)。ド派手なヘアスタイルは「妖怪」「宇宙人」とも呼ばれているが、卓上でも強烈な存在感を示せるか。
2019シーズンのMリーグデビューから、登場する度に目を引いてきた和久津。芸能界でも活躍する選手がいる中、それに勝るとも劣らないエンタメ性を追求、一度見たら忘れられない選手の一人となっている。前回登場時はトップこそ逃したものの、オーラスで着順アップの貴重なアガリを決めるなど調子は上々。今期初勝利で、カメラに向かって会心の決めポーズを見せられるか。
試合中の表情で語るのは渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)。“顔芸”という意味ではチームリーダー多井隆晴(RMU)が知られるところだが、松本は戦いの中での苦悩が顔に出るタイプ。眉間に深く皺を寄せた分、勝利した時のインタビューでは笑みを隠さないところも、ファンのギャップ萌えポイントだ。
エンタメ要素抜きの“ガチ枠”としてドラフト指名を受けたKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)だが、試合中に見せる表情には出場を重ねるごとに注目が集まっている。開幕前にはビッグマウスとして取り上げられることもあったが、Mリーグで新たな魅力が発掘されるか。
首位を走る赤坂ドリブンズの村上淳(最高位戦)も、自らを「職人気質」というように卓でファンを魅了するタイプではあるが、ここぞという場面では集中が高まったせいか、顔面が紅潮することでも知られている。溢れる気合いと、高らかなリーチ宣言があれば、今夜もトップを持ち帰ることができるはずだ。
【10月27日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦) 個人2位 +114.2
KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会) 個人17位 +3.7
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会) 個人14位 +17.2
セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟) 個人27位 ▲100.8
【10月26日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +205.6(12/90)
2位 EX風林火山 +133.9(14/90)
3位 セガサミーフェニックス +37.1(12/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +21.3(12/90)
5位 渋谷ABEMAS ▲19.1(12/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲56.4(14/90)
7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲156.1(14/90)
8位 TEAM雷電 ▲166.3(14/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)




