滝沢和典、3勝目に「フラフラ」と辛めの自己採点もファンはベタ褒め「謙遜イケメン」/麻雀・Mリーグ
【映像】ABEMAでみる
この記事の写真をみる(2枚)

 リーチ回数はゼロ。それでも要所をしのぎ、勝ち切った。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」11月2日の第1試合で、EX風林火山・滝沢和典(連盟)が今期3勝目を獲得した。

【動画】浮かれない滝沢和典に「謙遜イケメン」の声

 この試合の対局者は滝沢、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)の並びでスタート。

 滝沢は東2局に2軒リーチをかいくぐってホンイツのアガリ。2600点と派手さはなくても、供託された2000点を回収し上々のスタート。東4局1本場はダマテンでチャンタ・三色同順・ドラ1の8000点(+300点、供託1000点)をアガって一人抜け出すと、その後は平和をやはりダマテンでツモるなど堅守に努めた。

 南4局は追いすがる親番の松本のリーチを受け、ここでも滝沢は慎重に立ち回った。タンヤオのイーシャンテンで、ポンをすればテンパイできる場面も、安全度を優先してスルー。危険牌を抑え込み、松本の待ちの四万で七対子をテンパイ、そのまま流局し、見事にテンパイ料を獲得した。

 この局の松本は、実はフリテンリーチ。結果的に滝沢が四万を切っていてもロンはされなかったが、この玄人好みの打ち回しには、この日の解説を務めていた土田浩翔(最高位戦)も思わず「うまいもんだなあ!四万待ち!」と絶賛、滝沢の懐の深い打ち回しに感嘆した。オーラス1本場は朝倉が石橋へ放銃、横移動で滝沢が今期3勝目とした。この対局の滝沢は、リーチをかけていない。これには土田は「滝沢らしいですね、トップの取り方が」と評して、自身が連盟所属時代からの後輩である滝沢の打ち筋、その内容を認めた。

 インタビューでは3勝目を「嬉しいです」としながらも、上機嫌とまではいかない様子。リーチ判断、そして押し引き判断のどちらも難しい場面も多かったことから「結果は良かったですけどね、頭の中フラフラしてて、これでいいんだっけという感じの…。スカっとした勝ちとは言えないですね。運がいい日ってことですね」と、快勝にも兜の緒を締めることは忘れなかった。

滝沢和典、3勝目に「フラフラ」と辛めの自己採点もファンはベタ褒め「謙遜イケメン」/麻雀・Mリーグ
拡大する

 勝っておごらず、自分に厳しいイケメンに視聴者からは「運じゃないよ、あんた強いよ!」「謙遜イケメン」「かっこいいお」「謙虚でイケメンとかもう無敵だろ」「男だけど好感持てるわ!頑張って!」「つええなやっぱり」と好意のコメントが多数投稿された。

【第1試合結果】

1着 EX風林火山・滝沢和典(連盟)3万9400点/+59.4

2着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)3万2600点/+12.6

3着 U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)1万4100点/▲25.9

4着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)1万3900点/▲46.1

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

勝っても油断しない滝沢
勝っても油断しない滝沢
アバンストラッシュ風ポーズ
アバンストラッシュ風ポーズ
七万は今日の「ラッキー牌」?
七万は今日の「ラッキー牌」?
この記事の画像一覧

ABEMAを大画面で楽しもう

ハイセンス 50V型
ハイセンス 50V型
ネット動画対応 Amazon.co.jp限定
Amazon
シャープ 55V型
シャープ 55V型
AQUOS 4K 液晶テレビ
Amazon
この記事の写真をみる(2枚)