やはり麻雀に「ラッキー牌」はあるのか――。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」11月2日の第1試合と第2試合に続けて出場したEX風林火山・滝沢和典(連盟)が、4局続けて「七万」でのアガリを決め、大きな話題になった。
【動画】1日で4回もアガれれば「ラッキー牌」?(1時間38分30秒ごろ~)
滝沢は東2局、ホンイツの2600点を七万でアガると、東4局にはチャンタ・三色同順・ドラ1の8000点(+300点、供託1000点)をペン七万待ちでロンアガリ。リードして迎えた南2局では平和・ツモのアガリを七万ツモで決め、リードを活かして第1試合はトップで終了した。
さらに第2試合では東2局にリーチ・ツモ・平和・ドラ2の8000点をまた七万でツモり、これで4回続けて同じ牌でのアガリとなった。
この日の解説を務めていた土田浩翔(最高位戦)は「偶然ではありませんね。これを考えて、七万の受けをこれからも作っていけばいいですね」と、本気とも冗談ともつかぬ解説で、視聴者を楽しませていた。
YouTubeにて「土田のオカルト」を連載する、オカルト好きの土田がこの現象に興味を示していたように、同じ牌で立て続けにアガれるラッキーな牌のことを「アヤ牌」や「キー牌」と呼ぶベテランの麻雀愛好家は多い。ただ、当の本人である滝沢はインタビューにおいて「(七万をツモった)平和はリーチで良かったかな、負けたらあれが反省かなと考えていました」と、珍現象よりも冷静に対局内容を振り返っていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






