日本ではおよそ4500万の月間アクティブユーザーがいるTwitter。全角140文字(日本語)以内のテキストや画像、動画、URLを投稿できる便利なSNSサービスだが、そのTwitterで投稿直前の“冷静”な自分を描いた漫画が話題になっている。
【映像】「店バレ」「イメージダウン」を考慮 推敲後の洗練されたツイート文 ※2分ごろ~
投稿者はどこの子(@1862D0)さん。どこの子さんが描いた漫画を見てみると、「ひ~んカレー食べて胃もたれしちゃったよ~」「ツイートしよ…」と言いながらベッドに寝そべる女の子が。ツイートしようとした女の子だったが、自分の打った文章を見て「違うな…」と一言。
『店名で検索にかかるかも』『メニュー名で店がバレるかも』『個人の感想でイメージを下げるかも』と、セルフチェックを重ね、結果「お昼に食べたベジカリーが自分に合わなかったようでめたくた胃もたれしていて悲しい泣き顔そんなぁあ…たまには野菜食べるかっ!てハンバーグもステーキも珍しく選ばなかったのに…」(※どこの子さんの実際のツイート)に。「これでオッケー!!」と思い投稿するも、『何してんだろ……』とふと我に返るというオチだった。
「ツイッター廃人リテラシー」の文章と共に投稿されたこの漫画には「わかりみが深い…」「こういうひとにわたしはなりたい」などの反響が殺到。約5000“いいね”の反響が寄せられている(※数字は11月6日13時現在)。
ニュース番組「ABEMAヒルズ」のスタッフが投稿者のどこの子さんを取材すると、「“胃もたれをしてる話”のツイートを見返したところ、ちょうどいつもの推敲する内容が詰まっているな~と感じ、漫画にして投稿しました」とコメント。「ネガティブな内容をツイートするときは特に『あくまで自分の意見だ』というのが伝わるようにしている…気がします」と語った。なお、「ほかにも個人情報に繋がる投稿は意識的に時間や場所をぼかしたり、少しずらしています」とのこと。
同番組のコメンテーターで東京工業大学准教授の西田亮介氏もフォロワー3万人超えのTwitterユーザー。西田氏は「こういう(漫画のような)リテラシーは大事。(芸能人など)トラブルに遭いやすい人やストーカー被害などを避けるために、位置情報に気をつけた方がいい」と解説し、自身の心がけとして「いつどこにいるか特定しにくいような投稿を心がけています。画像も家族は映り込まないようにしています」と語った。
(ABEMA/「ABEMAヒルズ」より)
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