将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が11月6日に行われ、佐藤紳哉七段(43)が松尾歩八段(40)に100手で勝利、本戦出場を決めた。
午後2時からの対局で、順位戦A級棋士でタイトル13期の佐藤康光九段(51)に勝利していた佐藤紳七段は、午後7時からの対局でも各棋戦の上位で活躍する松尾八段と激突。後手番から矢倉に構えると、互角の中盤から端攻めに活路を見出し優勢に。逆に松尾八段からも端攻めを受けたが、これをうまく回避すると、攻めの手番が回ってきたところで一気にけりをつけた。
佐藤紳七段は、朝日杯で初の本戦出場となった。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)