新大関・正代、冷や汗初勝利 土俵際逆転の突き落としに元若乃花「新大関は私も体が震えた」
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大相撲十一月場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館

 大関・正代(時津風)が、前頭筆頭・若隆景(荒汐)を突き落としで下し、新大関初勝利を手にした。

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 先場所13勝2敗で初優勝、大関昇進を決めた正代だったが、新大関として初の取組は、動きのいい若手力士の一人、若隆景の鋭い出足に大苦戦。両差しを許し土俵際まで追い詰められたが、大きな体を活かしてなんとか粘ると、逆転の突き落としで星を拾う格好になった。

 ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上は、取組前に「ものすごく緊張していると思います。私も体が震えた。新大関として、絶対に白星じゃないといけないというプレッシャーがありました」と自身の体験も踏まえて語っていたが、正代にとっても緊張の一番を、なんとか白星で飾ることができたことで、ホッと一息といったところだ。

(ABEMA/大相撲チャンネルより)

正代、逆転勝利
正代、逆転勝利