原田大輔が王座奪取も試合後に大乱闘…ノア・ジュニア戦線を制圧するのは誰だ?
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(王座陥落の鼓太郎は試合後、かつての盟友と乱闘)

 ノアのジュニアヘビー級戦線では、裏切り、結託、因縁、抗争が猛スピードで渦を巻く。ほぼ毎月と言っていいペースでユニットが分裂し、新たなチームが生まれ、闘いの構図が激変していく。分かりにくいといえば分かりにくいが、その“流れ”そのものがノアジュニアのポイントと言ってもいいだろう。

【映像】王座奪取も試合後に大乱闘

 11月8日の後楽園ホール大会では、鈴木鼓太郎vs原田大輔のGHCジュニアヘビー級選手権試合がマッチメイク。“三沢時代”を知るベテラン・鼓太郎に対し原田は今年のジュニアリーグ覇者。9月の後楽園大会で小峠篤司との名コンビを久々に復活させ、ジュニア戦線の中心に躍り出た。10月の大阪大会では小峠とジュニアタッグ王座を獲得している。

 得意のボディ攻め、ローリングエルボーなどで体力を奪い取りにくる鼓太郎に対し、原田もボディに強烈なエルボー。鼓太郎のタイガードライバー、原田の片山ジャーマンと互いの得意技も3カウントにつながらない。ともに長く活躍しているだけに、決着をつけるのも容易ではなかった。

 勝負を決めたのは一瞬の切り返しだった。丸め込み合戦の中で鼓太郎がラ・マヒストラルを連続で繰り出すエンドレスワルツ。だがそれも原田が切り返し、必死の抑え込みでフォール勝ちを収める。

 これでジュニア2冠を達成した原田だが、あくまでギリギリの勝利。ジュニア完全制圧とまではいかなかった。試合直後にはタダスケが挑戦表明。現在は「金剛」に所属するタダスケだが、かつては原田と同じユニットだった。

原田大輔が王座奪取も試合後に大乱闘…ノア・ジュニア戦線を制圧するのは誰だ?
(2冠王となり“乱世統一”を宣言した原田)

 一方、鼓太郎は小川良成、HAYATAの「スティンガー」と仲間割れしたばかり。試合後は小川、HAYATAもリングに上がって鼓太郎を痛めつける。ゴングが連打されても乱闘は止まらず。大荒れの中で杉浦軍の参謀・NOSAWA論外が強引に鼓太郎を連れてて退場していく。

 論外はバックステージで「俺が組んでやるから」と鼓太郎に呼びかける。が、鼓太郎には意中のパートナーがいる模様。さらに次回大会でのスティンガーの試合で「俺にレフェリーやらせてくれ」。鼓太郎は鼓太郎で何か狙いがあるようだ。

 さまざまな思惑が交錯する中、それでも原田は「これからのノアジュニアは俺たちが作っていく。乱れているノアジュニアを統一する」と宣言。誰かが文句なしのトップに立つまで、この混沌に終わりは来ないだろう。そしてそのトップの座に、いま最も近いのは原田だ。

文/橋本宗洋

写真/プロレスリング・ノア

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