<大相撲十一月場所>◇五日目◇12日◇東京・両国国技館
十両十三枚目・宇良(木瀬)が十両十枚目・旭秀鵬(友綱)を居反りで下して3勝目を挙げた。珍しい決まり手に、視聴者からは「反射神経えぐい」「きれいに決まった」といった声が寄せられた。
小兵ながらレスリングの経験を活かした素早い動きで前頭まで上り詰め、元横綱・日馬富士から金星を勝ち取ったこともある宇良。しかし両膝の怪我に苦しみ序二段まで転落。そこから体重を増やして復活、勝ち越しを重ねて今場所では十両に返り咲いていた。そんな宇良が五日目の取組では、テクニカルな決まり手“居反り”を披露。居反りが決まり手となるのは、十両以上では約27年ぶりの出来事だ。
宇良の取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「ブレーンバスター。私も昔やったことがありますけど(笑)本場所で千代の富士さんに。物言いがついて取り直しになりましたけどね」と自身の経験を回想。すると同じく実況を務めた清野茂樹アナウンサーが「(宇良の居反りは)プロレス的に言うとブロックバスターのような、エアプレーンスピンのような、バックフリップという言い方もできますが」と補足した。
さらに旭道山は「宇良さんもね、膝を怪我したじゃないですか。でも今日の相撲を見たら、やっぱりドキッとしますけど、まだ元気にやっているっていうのは嬉しいですね」とポツリ。続けて「普通(怪我をして)フェードアウトして辞めていく人が多いんですよ。そうじゃなく、まだ上に上がってきたというのが嬉しいです」と、十両に返り咲いた宇良にエールを送った。
久しぶりの宇良の活躍を受けて、視聴者からは「いぞったぁぁぁぁ」「反射神経えぐい」「レスリングかな」「うらちゃん最高!」「きれいに決まった」「すごい!」といったコメントが相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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