【写真・画像】「今でも手が震えることがある。一生が償い」逮捕も消えぬ「露出症」の衝動 治療続ける男性に聞く 5枚目
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 「もちろん加害行為は反省しなければならないが、“それでも繰り返してしまう”という観点から見ていただけると、理解しやすいのではないか。そして、最も大事なことは、刑罰では治らないということ。なぜ面白いと感じてしまったのかをしっかりと理解すること、そして、露出行為ができない状況に身を置くことが必要だ。また、結婚をしたり、社会的に仕事をきちんと持つことのできた方の方が、再犯率は低い。コウキさんも、しっかり治療プログラムを作り、あのような運動を含め継続している。その中で、自分が成長できているという感覚を持てることが大切だ。やはり自己重要感や、特権意識を感じられるようなポジションに就いていない人ほど再犯率が上がり、何度も刑務所に入ってしまう」。

 背景に障害があったとしても、犯罪行為があったことは紛れもない事実。被害者にとっては一生の傷となって残り続けることを忘れてはならない。コウキさんは取材に対し「“やりたい”と“やりたくない”の葛藤。それが頭の中で起きて、手が震えることもある。少年院に入って、刑期を終えればおしまい、じゃなくて、一生が償いだと思う」と話していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

"露出症"女性5人に1人が被害に...
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