<大相撲十一月場所>◇中日◇15日◇東京・両国国技館
七日目まで全勝で中日を迎えた小結の照ノ富士(伊勢ケ浜)が前頭二枚目・大栄翔(追手風)に押し出され、今場所の初黒星を喫した。また土俵を下りた照ノ富士は足を引きずる姿も見せ、元若乃花の花田虎上氏が心配する場面も見られた。
立ち合い諸手で立った大栄翔を正面で受け止めた照ノ富士だったが、大栄翔に右腕を抱えられると、右に回る大栄翔を追いかける展開に。その後、これを嫌って左で突き放そうとする照ノ富士だったが大栄翔は下がらず、さらに左で張ったところを逆に攻め込まれ土俵下まで押し出された。
ABEMAで解説を務めた花田氏は「照ノ富士は左で張ったのが良くなかった。左で張ったから、照ノ富士の上体があがった。張ることによって上体があがるので、そこを大栄翔が攻めてきた。照ノ富士が失敗した一番だった」と話した。
一方で花田氏は「大栄翔は下からうまく回り込んだ。だから照ノ富士は頭にきて引っぱたくんです。それをうまく引き出した大栄翔の勝利です」と大栄翔の上手さを称賛した。
また、取組後に照ノ富士が足を気にしているところにも着目した花田氏は「8日目にくるとちょっと疲れが出てくるのでは。ちょっと足引きずってますよね。(土俵を)下りた時に」と照ノ富士のヒザの状態を気にかけた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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