日本将棋連盟による11月16日週の公式戦は、体調不良により入院、竜王戦七番勝負第4局を欠場・延期としていた羽生善治九段(50)が無事に退院。17日の王将戦挑戦者決定リーグ戦から、対局に復帰する。また22日には、将棋日本シリーズJTプロ公式戦の決勝で、豊島将之竜王と永瀬拓矢王座が対戦する。主な対局は以下のとおり。
【中継】将棋日本シリーズ決勝 豊島将之竜王 対 永瀬拓矢王座
11月16日(月曜日)
叡王戦予選 糸谷哲郎八段 対 脇謙二八段 (携帯中継)
大成建設杯清麗戦予選 加藤桃子女流三段 対 加藤圭女流初段 (携帯中継)
大成建設杯清麗戦予選 鈴木環那女流三段 対 伊藤沙恵女流三段 (携帯中継)
11月17日(火曜日)
王将戦挑決リーグ 豊島将之竜王 対 永瀬拓矢王座 (将棋プレミアム・携帯中継)
王将戦挑決リーグ 羽生善治九段 対 木村一基九段 (将棋プレミアム・携帯中継)
無菌性髄膜炎により、39度近い発熱で一時入院していた羽生九段。その後は順調に回復した模様で、入院から1週間も経たずして公式戦の舞台に戻ってきた。50歳という年齢もあり、どこまでコンディションが戻っているか。リーグ残留には大事な一局だ。持ち時間は各4時間で、先手は羽生九段。
順位戦C級1組 高橋道雄九段 対 片上大輔七段 (携帯中継)
順位戦C級1組 青野照市九段 対 高崎一生七段 (携帯中継)
順位戦C級1組 日浦市郎八段 対 青嶋未来六段 (ABEMA・携帯中継)
順位戦C級1組 船江恒平六段 対 宮本広志五段 (携帯中継)
順位戦C級1組 小林裕士七段 対 増田康宏六段 (ABEMA・携帯中継)
11月18日(水曜日)
順位戦A級 菅井竜也八段 対 稲葉陽八段 (ABEMA・携帯中継)
叡王戦予選 中村亮介六段 対 増田裕司六段 (携帯中継)
叡王戦予選 澤田真吾六段 対 中村か増田 (携帯中継)
大成建設杯清麗戦予選 山口仁子梨女流2級 対 岩根忍女流三段 (携帯中継)
11月19日(木曜日)
順位戦C級2組 本田奎五段 対 黒田尭之四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 佐々木大地五段 対 長谷部浩平四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 佐藤紳哉七段 対 村中秀史七段 (携帯中継)
順位戦C級2組 福崎文吾九段 対 今泉健司五段 (携帯中継)
王位戦予選 丸山忠久九段 対 佐藤天彦九段 (携帯中継)
叡王戦予選 中田宏樹八段 対 阿久津主税八段 (ABEMA・携帯中継)
叡王戦予選 行方尚史九段 対 田中寅彦九段 (ABEMA・携帯中継)
叡王戦予選 藤井猛九段 対 深浦康市九段 (ABEMA・携帯中継)
11月20日(金曜日)
王位戦予選 斎藤慎太郎八段 対 糸谷哲郎八段 (携帯中継)
叡王戦予選 伊藤真吾五段 対 高野智史五段 (ABEMA)
叡王戦予選 上村亘五段 対 伊藤か高野 (ABEMA)
叡王戦予選 飯塚祐紀七段 対 佐々木勇気七段 (ABEMA)
叡王戦予選 冨田誠也四段 対 服部慎一郎四段 (携帯中継)
叡王戦予選 出口若武四段 対 冨田か服部 (携帯中継)
王将戦挑決リーグ 羽生善治九段 対 豊島将之竜王 (将棋プレミアム・携帯中継)
王将戦挑決リーグ 藤井聡太二冠 対 木村一基九段 (将棋プレミアム・携帯中継)
王将戦挑決リーグ 永瀬拓矢王座 対 広瀬章人八段 (将棋プレミアム・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦二次予選 久保利明九段 対 井上慶太九段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦二次予選 船江恒平六段 対 山崎隆之八段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦二次予選 久保か井上 対 船江か山崎 (携帯中継)
11月21日(土曜日)
新人王戦 渡辺和史四段 対 宮嶋健太三段 (携帯中継)
倉敷藤花第2局 里見香奈倉敷藤花 対 中井広恵女流六段 (携帯中継)
大成建設杯清麗戦予選 鈴木環那女流三段 対 野原未蘭女流2級 (携帯中継)
日本シリーズ決勝 豊島将之竜王 対 永瀬拓矢王座 (ABEMA・携帯中継)
現在4人いるタイトルホルダーのうち、年齢が近い2人の対決。両者は叡王戦七番勝負でもぶつかり、七番勝負ながら持将棋2局、千日手1局と、指し直しを含め都合10局という大熱戦を繰り広げたことでも知られる。豊島竜王が勝てば2度目の優勝、永瀬王座が勝てば初出場初優勝だ。持ち時間は各10分で、切れたら1手30秒未満。両者5分ずつの考慮時間がある。先手・後手は振り駒で決まる。
竜王戦6組 横山友紀三段 対 横山大樹アマ (携帯中継)
倉敷藤花第3局 里見香奈倉敷藤花 対 中井広恵女流六段 (携帯中継)
女流王位戦挑決リーグ 甲斐智美女流五段 対 渡部愛女流三段 (携帯中継)
(写真提供:日本将棋連盟)