131キロの相手を“高い高い”照ノ富士、クレーンばりの怪力で豪快吊り出しにファン呆然
【映像】ABEMAでみる

大相撲十一月場所>◇十日目◇17日◇東京・両国国技館

 小結・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、前頭四枚目・翔猿(追手風)の両腕を極めて豪快に吊り出して8勝目を挙げ、今場所の勝ち越しを決めた。照ノ富士の怪力ぶりに、視聴者からは「人間クレーン車!!」「高い高いwww」といったコメントが寄せられた。

【動画】高々と持ち上げる照ノ富士(17分ごろ~)

 立ち合いからがっちりと翔猿の両腕を極めた照ノ富士。そのまま怪力で131キロの翔猿を軽々と持ち上げると、まるで子供をあやす“高い高い”をするかのように一気に土俵際へと運んで豪快に吊り出しを決めた。先場所では優勝争いに加わり、前日の九日目には大関・貴景勝(千賀ノ浦)から勝ち星を挙げていた翔猿だが、十日目の取組では何もできずに7敗目を喫した。

 照ノ富士の豪快な吊り出しを受けて、ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「いや~、そこにきたか~」と呆気にとられた様子でポツリ。自身の現役時代を振り返りながら「私も何回も極められて、何回も耐えましたけど、極めて根こそぎ持ってかれたのは、う~ん、これはなんとも言えないなあ」と続けた。

 さらに旭道山は「(照ノ富士は)掴まえにきたのと一緒ですから。動かさない、極めてやる、絶対にそのまま持っていってやるっていう、これは照ノ富士さんの相撲。そこをいかに翔猿さんが内掛けで足を引っ掛けて上げさせないようにするとか、いろいろあるんですけど、まあ難しいです」と解説した。

 視聴者からは「高い高いwww」「すげぇぇぇえ」「今場所一番の圧勝」「どうしたらいいの」「人間クレーン車!!」「こんなんありか!?」と驚きの声が相次いで寄せられた。

(ABEMA/大相撲チャンネルより)

豪快な吊り出し
豪快な吊り出し
巨漢同士がふわっと立ち合い
巨漢同士がふわっと立ち合い
ぶつからずに間合いをはかる炎鵬
ぶつからずに間合いをはかる炎鵬