帰ってきた“キング”石橋伸洋 待ちに待った初トップにファンもチームメイトも大喜び/麻雀・Mリーグ
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 昨期セミファイナル以降の大活躍でファンを魅了した“キング”が帰ってきた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」11月17日の第1試合で、U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)が自身8戦目にして今期初トップを獲得した。

【動画】石橋伸洋、待望の今期初勝利

 この試合の対局者はKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、石橋、赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)の並びでスタート。

 2019シーズンはセミファイナルから大爆発し、U-NEXT Piratesの優勝に大きく貢献した石橋。しかしレギュラーシーズンはこれまで2年連続でマイナスと結果が出ておらず、今期も7戦を終えてトップなし。「データを見てもそこまで内容が悪いわけではなかった」とデジタル派らしく冷静に自己分析しつつも、伸び悩む成績に「結構つらかった」と産みの苦しみを味わっていた。

 しかしこの日の対局では“全局参加型”らしい積極的な雀風が実を結んだ。東1局からリーチ・一発・平和・赤・ドラの8000点でリードを築くと、東2局、東3局もアガリには至らずもリーチ攻勢で果敢に前に出る。さらに東4局、南1局、同1本場はメンゼンでのアガリが難しいと見て得意の仕掛けを披露するなど、多彩な攻めで常にアガリの可能性を模索していった。

 南2局1本場にリーチ・中・一盃口で7700点(+300点、供託1000点)を加点してわずかに内川を交わしてトップ目に立ち、微差のリードを保って迎えたオーラス。アガればトップの石橋は積極的なポンで1・4・7索待ちのテンパイ(1索は役なし)を入れる。逆転を狙う内川が同じ待ちの3面張リーチをかけた直後、石橋が望み通りの7索をツモってタンヤオ・赤・ドラの4000点(供託1000点)で勝負を決めると、U-NEXT Piratesの控室は大盛り上がり。公式Twitterやチームメイトの朝倉康心(最高位戦)がすかさず「しゃあああああ」と歓喜のツイートを投下するなど、初トップをチーム一丸となって祝福した。

帰ってきた“キング”石橋伸洋 待ちに待った初トップにファンもチームメイトも大喜び/麻雀・Mリーグ
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 赤ドラ切りリーチなどのトリッキーな戦術で“黒いデジタル”の異名をとる頭脳派も、8戦目での今期初勝利には「さすがに嬉しいんで」と喜びの笑顔を見せた。また昨期以降“キング”という愛称もすっかり定着しており、待ちに待った“王の帰還”にファンからは「キングきたあああああ!」「俺たちのキング!」「KING待ってたぞ」「キング!キング!キング!」といったコメントが殺到。連覇を目指す昨期王者の順風満帆な航海には、やはりこの男の存在が欠かせない。

【第1試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)4万2100点/+62.1

2着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)3万1900点/+11.9

3着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)2万7000点/▲13.0

4着 赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)-1000点/▲61.0

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

ABEMA/麻雀チャンネルより)

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