日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第11節B卓が11月18日に行われ、ベテラン伊藤優孝が+50.0で卓内トップを取った。
“死神”の異名を持つ伊藤だが、前節まで10人中最下位で降級圏内に。それでもこの日は1回戦から役満・国士無双をアガると、最終4回戦でも特大トップ。9位のHIRO柴田との差を一気に詰めて、逆転での残留に約20ポイント差とした。「エンジンがダメになったかと思ったけど、最終戦でもう一度来てくれて良かった。来節も頑張ります」と、地獄の底からの復活を虎視眈々と狙っていた。
【試合結果】
1位 伊藤優孝 +50.0
2位 吉田直 ▲1.4
3位 HIRO柴田 ▲22.8
4位 前田直哉 ▲25.8
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







