Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、11月19日第1試合に出場する4選手を発表した。注目は個人2連勝中のTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)。前回は、リーグ史上最少スコア2万6200点のトップと、運も味方につけ始めている。会心のツモの際に見せる「トルネードツモ」は、今夜もファンを沸かせるか。
個人5位と奮闘する瀬戸熊は、チームメイトの萩原聖人、黒沢咲(いずれも連盟)が苦戦する中、大きなプラスポイントでチームを6位まで浮上させた。一気に3人が好調期に入るのも難しいだけに、しばらくは大黒柱としての踏ん張りが期待されている。
不振から抜け出したいのは現在リーグ最下位のセガサミーフェニックス。昨期2位のチームがまさかの順位、ポイントになっている。茅森早香(最高位戦)はチーム唯一のプラス選手。こちらも“天才”の輝きにかかる期待は大きい。
チーム全体の勢いがついてきたのは渋谷ABEMAS。前回登場時はチーム2連勝で、プラス域に復帰し、順位も3位につけている。仲間の活躍を喜び続けた白鳥翔(連盟)だが、そろそろ本人が主役になる日が来てもいい。
開幕から好調な戦いを続けているのは赤坂ドリブンズ。首位・EX風林火山を追う2位だが、ポイントはいくら積み重ねても多すぎることはない。園田賢(最高位戦)も本来の実力が発揮されれば、マイナス域にいる選手ではない。トップを取ってきれいに完済できるか。
【11月19日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦) 個人15位 ▲35.2
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人26位 ▲102.5
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦) 個人13位 +1.3
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人5位 +155.5
【11月17日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +354.9(26/90)
2位 赤坂ドリブンズ +268.3(26/90)
3位 渋谷ABEMAS +75.4(26/90)
4位 U-NEXT Pirates ▲10.1(26/90)
6位 TEAM雷電 ▲164.5(26/90)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲191.7(26/90)
8位 セガサミーフェニックス ▲266.7(26/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






