<大相撲十一月場所>◇十二日目◇19日◇東京・両国国技館
小結・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が関脇・御嶽海(出羽海)を寄り切りで圧倒し、2ケタとなる10勝目(2敗)を挙げた。勝った照ノ富士は取組後に覇気に満ちた表情を見せ、ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山も「自信アリアリの顔」と言及した。
相手は2度の幕内最高優勝に輝いた実力者として知られる御嶽海。これまで両者は過去に9回対戦し、照ノ富士が5勝、御嶽海が4勝と、ほぼ互角の対戦成績だった。だが立ち合いから力強くぶつかった照ノ富士は、すぐに下手を取るとそのまま御嶽海に何もさせず、一気に寄り切って勝ち星を挙げた。2ケタ勝利を手中に収めた照ノ富士は、優勝へと向けてまた一歩前進した。
ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は、「立ち合いから照ノ富士さんのおっつけ、そこからまわしを取って右の腕を入れて、もう何も言うことはありません」と取り口を称賛。さらに取組直後の映像を見ながら「(照ノ富士が)帰る瞬間の、くるっと回ったときの顔。『ほら、どうだ!』って言う、この顔を見たらわかるんですよ。自信アリアリの顔ですから。もう最初から『俺が勝つんだ』っていう、強い精神を持っていますよね」と“ドヤ顔”を披露した姿に言及した。
気迫溢れるオーラが滲み出ていた取組を受けて、視聴者からは「つえー」「あっさり勝ったな」「完勝すぎる」「いい表情」「会心のドヤ顔だね」といったコメントが続々と寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)