貴景勝、大関昇進後初の賜杯に王手 2017年初場所の稀勢の里以来となる大関の優勝なるか
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大相撲十一月場所>◇十四日目◇21日◇東京・両国国技館

 大関の貴景勝(千賀ノ浦)が関脇・御嶽海(出羽海)を突き出して1敗を守り、大関昇進後としては自身初となる優勝、さらに大関の優勝としては2017年初場所の稀勢の里以来となる賜杯に王手をかけた。

【映像】優勝に王手をかけた一番

 立ち合いから鋭い突き押しで御嶽海を圧倒した貴景勝は、御嶽海に何もさせず一気に土俵の外へ突き出して1敗を守った。

 ABEMAで解説した元若乃花の花田虎上氏は「(貴景勝は)いい相撲です。懐にも入らせない、上突っ張りでもなく、御嶽海の中心、胸をよく見て打っていった。そのため御嶽海に引かれることもなく、一方の御嶽海は受けているだけなのでどんどん上体が上がって押し出しやすくなるといういい相撲でした」と貴景勝の取り口を称賛した。

一方、黒星を喫した御嶽海は十四日目にして負け越しが決定した。(ABEMA『大相撲チャンネル』)

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