大関・貴景勝(千賀ノ浦)が、小結・照ノ富士(伊勢ヶ濱)を下し、13勝2敗で自身2度目の優勝を果たした。2横綱2大関が休場する中、一人大関としての責務を果たし15日間奮闘、賜杯を抱くことになった。横綱不在かつ一人大関の優勝は、1992年十一月場所の曙以来、28年ぶり2度目。
初日から8連勝で勝ち越し、九日目に前頭四枚目・翔猿(追手風)に敗れつつ、その後も連勝してきた貴景勝は、千秋楽結びの一番で元大関・照ノ富士と決戦。浴びせ倒しで敗れ優勝決定戦にもつれ込んだが、この日2度目の対戦では立ち合いから鋭い突き押しで圧倒した。
2場所前にはけがのために途中休場もあったが、先場所は12勝3敗と復調すると、今場所は安定感のある相撲に終始。迫力ある立ち合いと重い突き押しで相手を圧倒し続けた。稀勢の里(田子ノ浦)が引退して以来、日本人横綱がいない状況が続いていたが、来年初場所は新年早々にも綱取りをかける場所となる。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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