Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、11月23日第1試合に出場する4選手を発表した。注目は永遠のギャル雀士、セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)と、現役モデルのKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)の直接対決。秋の華になるのはどちらの選手か。
和久津、岡田ともに2019シーズンからMリーグに参戦。両者とも苦戦を強いられたものの麻雀とビジュアルで、新風を吹き込んだ。2020シーズンはどちらも早い時期に初勝利をゲット。現在のポイントこそマイナスではあるが、慌てるほどの凹みでもない。むしろ気になるのはチームの状況。セガサミーフェニックスは7位、KADOKAWAサクラナイツは6位。2019シーズンにファイナル進出を果たした2チームがもがいている。こういう時こそ暗雲を吹き飛ばすような、鮮やかで華やかな勝利が2人には求められている。
2人の競り合いを冷静に見るのがU-NEXT Piratesの石橋伸洋(最高位戦)。昨期終盤から“キング”という異名が定着してきたが、それまで呼ばれてきたのは“黒いデジタル”。派手な戦いをよそに、気がつけば石橋がトップにいるという卓のコントロールもできる、数少ない選手だ。
卓を支配するという意味では、赤坂ドリブンズの鈴木たろう(最高位戦)も長けている。“ゼウスの選択”とも呼ばれる独創的な思考は、相手にとって読みづらく、一度術中にはまると、試合中に立て直すのは困難だ。
【11月23日第1試合】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦) 個人11位 +55.1
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟) 個人21位 ▲69.7
セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟) 個人27位 ▲132.3
U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦) 個人20位 ▲69.1
【11月20日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +366.9(28/90)
2位 赤坂ドリブンズ +286.6(28/90)
3位 渋谷ABEMAS +128.3(28/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +13.0(28/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲89.1(28/90)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲203.3(28/90)
7位 セガサミーフェニックス ▲225.8(28/90)
8位 TEAM雷電 ▲276.6(28/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






