黒い思考の赤い罠が再び…石橋伸洋、赤ドラ切りから満貫アガリにファンも大興奮 相手は憮然/麻雀・Mリーグ
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 赤5索を一瞥した相手は、吸い寄せられるように当たり牌を選び、放銃した。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」11月20日の第1試合で、“黒いデジタル”の異名を取るU-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)が得意の戦術を繰り出し、見事な満貫をアガり切った一幕があった。

【動画】炸裂した石橋伸洋の赤ドラ切り

 場面は南1局2本場、供託が1000点あり、一つのアガリが偉い局面。石橋はダブ南をポンして仕掛けると、三万をポンして、さらにドラの1索を頭にして満貫のテンパイ。この時点でダブ南・ドラ2・赤と5ハンあるため、コメント欄は早速「これ(黒5索を引いたら)赤切りあるぞ」とザワザワしていた。

 そして河が3段目に差し掛かるところで引いてきた黒5索を、石橋はノータイムで赤と入れ替えた。これには視聴者も「でぇたーーーー」「すげーwwww」「くっそおもろいwwww」「好きやのう」「やりやがった」と大興奮。実況の日吉辰哉(連盟)は「出たー!俺の赤切りを信用するなよ!」と叫び、その後にふと冷静となって「あれ、これでも怪しくないですか?」と解説の渋川難波(協会)に聞くと「ドラ2枚あると替えるんですけど、それ以外だとさすがに替えないので。これはやったほうが得ですよね」と、この赤切り戦術の有効性を認めた。

黒い思考の赤い罠が再び…石橋伸洋、赤ドラ切りから満貫アガリにファンも大興奮 相手は憮然/麻雀・Mリーグ
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 これに放銃となったのが鈴木。自身のテンパイの維持のため、石橋の河をちらっとみて、4索を選択、石橋がダブ南・ドラ2で8000点(+600点、供託1000点)のアガリ、鈴木にとっては手痛い放銃となってしまった。

 10月19日の第2試合でも赤5筒を切ってのリーチがあり、その際も視聴者は大盛り上がりだった。ただ、この際は打点を明確に下げることから物議が起こったが、今回は打点も変わらず、誰もが認める大成功となった。結果的に赤5索を入れ替えず、その後に引いた赤五万も入れ替えていれば跳満となっていたが、そうなると石橋の河に4索が打たれる可能性は極めて減り、やはり赤5索切りが最速かつ最大のリターンとなる妙手であった公算が高い。

 放銃した直後の鈴木たろう(最高位戦)は実に7秒ほど硬直、そして「はい」と憮然とした表情で点棒を支払った。石橋は指先でこめかみをポリポリ、まだ続く対局の中で「してやったり」の喜びを打ち消していた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

ABEMA/麻雀チャンネルより)

相手を惑わす赤ドラ切り
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