Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、11月24日第1試合に出場する4選手を発表した。各チームが女性選手を送り出し、今期2度目の女性卓が実現。意地と誇りをかけた戦いは、どんな結末を見るか。
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)は前回の女性対決にも出場。その際は後輩選手の後塵を拝し、今期初のラスを喫した。女性雀士のパイオニア的存在として活躍してきたが、今期のMリーグは前期の鬱憤を晴らすように好調。女性対決で2度もラスを引くつもりはもちろんない。
Mリーグ2期目の渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)は、ようやく雰囲気にも慣れてきたのか、開幕から好調。80ポイント近いプラスを叩き出し、チームを癒やすどころか引っ張る存在にもなっている。これまでも女性大会で何度も活躍を見せてきており、女性卓の出場も望むところだ。
女性選手に限らず、突出して高打点を狙うのはTEAM雷電・黒沢咲(連盟)。そのスケールの大きさゆえ、男性からの支持も多い。今期は母になっての参加だが、育児との両立もしながら奮闘中。久々にトップを取ってプラス域に戻れるか。
昨期の活躍に比べ、今期は苦戦気味なのがKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)。黒沢に負けないパンチの強さはあるが、なかなか勝負どころでクリーンヒットしていない。現役女性選手の中でもトップクラスの人気選手だけに、この女性卓をきっかけに再び輝き始めるか。
【11月24日第1試合】
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟) 個人5位 +161.1
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟) 個人24位 ▲112.0
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人10位 +79.1
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人16位 ▲35.2
【11月23日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +366.9(28/90)
2位 赤坂ドリブンズ +269.8(30/90)
3位 渋谷ABEMAS +128.3(28/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +13.0(28/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲106.4(30/90)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲176.1(30/90)
7位 セガサミーフェニックス ▲218.9(30/90)
8位 TEAM雷電 ▲276.6(28/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






