将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が11月28日に行われ、三浦弘行九段(46)が近藤誠也七段(24)に111手で勝利した。三浦九段は本戦出場をかけて屋敷伸之九段(48)と対戦する。
順位戦A級は通算19期と常連のトップ棋士・三浦九段と、数少ない勝率7割超えの若手エース格・近藤七段という注目のカードになったが、地力を見せたのは三浦九段。先手番から相掛かりの出だしで指し進めると、中盤こそリードを許したがそこから挽回。しつこく迫る近藤七段の攻めを耐えると、攻めの手番で一気に近藤陣を攻略。上部脱出をはかった近藤玉をしっかりと捕まえた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)