Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、12月1日第1試合に出場する4選手を発表した。注目は今期5戦目の登場となる赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)。先輩3人の指導の成果を、12月の初戦から発揮することができるか。
丸山は昨期からMリーグに参戦。まだまだプロ歴は浅いものの園田賢、村上淳、鈴木たろう(いずれも最高位戦)というトッププレイヤーから日々、徹底した指導を受け続けている。確実に力はつけているものの、あと一歩というところでの競り負けもあり、今期はトップ1回、2着1回、ラス2回。チームは上位をキープしているだけに、今のうちに実戦の中で力をつけたいところだ。
丸山の次にプロ歴が浅いのはU-NEXT Piratesの瑞原明奈(最高位戦)。プロ入りは2014年だが、早い時期から活躍し、昨期のMリーグ参戦からも要所での勝利と、愛らしいルックスで人気選手の仲間入りを果たした。CM出演時のセリフ「大好き」がすっかり定着してきたが、今夜の戦いではどこまで「大好き」なアガリまでたどりつけるか。
プロ入りは2010年と、10年戦士となったのがKADOKAWAサクラナイツの堀慎吾(協会)。2019年に所属団体である日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル・雀王を獲得したことで注目され、今期からのMリーグ入りにもつながった。苦しむチームにあって唯一のプラス、かつ3ケタポイントと、Mリーグ1年目から大きな仕事を果たし続けている。当然、この日もチーム浮上のきっかけとなる勝利を狙う。
4人の中でプロ歴が最も長い渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)は2006年、20歳の若さでプロ入り。20代の全てを、プロ麻雀界の荒波に揉まれ続けてきた。獲得タイトルも着実に増えてきており、スター選手が多い日本プロ麻雀連盟において、30代としては代表格だ。チームは首位に立っており、白鳥の勝利がこの年末を気持ちよく過ごすための大きな要因になるはずだ。
【12月1日第1試合】
赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦) 個人16位 ▲36.4
KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会) 個人6位 +109.2
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人17位 ▲51.5
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦) 個人19位 ▲75.5
【11月30日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +278.9(32/90)
2位 EX風林火山 +272.6(34/90)
3位 赤坂ドリブンズ +203.7(32/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +151.7(34/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲180.1(32/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲238.3(34/90)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲238.5(32/90)
8位 TEAM雷電 ▲250.0(34/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





