Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、12月3日第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、前回から長髪をばっさり切り、心機一転したU-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)。実力者がまさかの個人29位と低迷する中、12月の自身初戦で復活の狼煙をあげるか。
朝倉は人気漫画・アニメ「北斗の拳」のキャラクターであるアミバ、トキにそっくりの長髪にヘアバンドという姿で2回出場したが、今期は大苦戦。前回登場時には髪を切って登場、ラスに終わったものの何か吹っ切れたような様子も見せていた。チームはリーダー小林剛(麻将連合)の活躍もあり、マイナスポイントながら5位につけている。朝倉自身のマイナスを減らすことが、チーム浮上にも直結する。
どこよりも順位を上げたいのが、8チーム中最下位のTEAM雷電。ただ6位のセガサミーフェニックスまでの差はわずか11.7ポイント差で、着順1つでひっくり返る程度だ。母になっても全く“セレブ”感が変わらない黒沢咲(連盟)が大きなトップを取れれば、6位どころかさらに上の背中も見えてくる。
個人首位をひた走る赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)だが、直近の試合でチームメイトが2連続ラスを引いたことで、チーム順位は4位に落ちた。気づけばプラスなのはチーム4人中、村上だけ。ここは孤軍奮闘で厳しい冬を踏ん張りたい。
チームとして絶好調モードに入っているのは、首位・渋谷ABEMASだ。チーム4人が全員プラス。開幕当初は癒やし役と自称していた日向藍子(最高位戦)も、+80.5と大きな戦力となっている。この試合で個人3勝目をもぎ取ることがあれば、いよいよチームは手をつけられない。
【12月3日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦) 個人1位 +278.1
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人10位 +80.5
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人15位 +26.6
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦) 個人29位 ▲201.1
【12月1日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +364.5(34/90)
2位 EX風林火山 +272.6(34/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +151.7(34/90)
4位 赤坂ドリブンズ +74.7(34/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲126.1(34/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲238.3(34/90)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲249.1(34/90)
8位 TEAM雷電 ▲250.0(34/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





