将棋の竜王戦七番勝負第5局が12月5日に神奈川県足柄下郡「ホテル花月園」で行われ、豊島将之竜王(叡王、30)と羽生善治九段(50)が午前9時から対局を開始した。シリーズ成績は豊島竜王が3勝1敗で初防衛に王手。タイトル100期の大記録がかかる羽生九段は、大逆転を目指して反撃の一局とできるか。
【中継】豊島竜王、勝てば初防衛!羽生九段、踏ん張るか 竜王戦第5局
両者の対戦は過去に38回あり、豊島竜王が20勝18敗とややリード。先手番の勝率がいいとされる中、2人の直接対決では後手番が25勝13敗と大きく勝ち越している。
豊島竜王は、2007年4月に四段昇段。第32期竜王で、竜王戦は1組以上を7期。順位戦A級(A級以上:4期)。タイトルは現在保持する竜王、叡王を含めて計5期で、棋戦優勝は3回。
羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:29期)、順位戦A級(A級以上:28期)で、タイトル通算99期、棋戦優勝45回は、いずれも歴代最多。その他にも七冠独占、永世七冠などの大記録がある。
本局の持ち時間は各8時間の2日制で、先手は羽生九段。ABEMAはこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)