京都大学法学部卒の才女が見せた珍しい計算ミスに、ときめきを覚えるファンが続出した。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」12月8日の第1試合終了後、中継の実況を務めていた松嶋桃(協会)がごく簡単な引き算を間違えてしまい「算数0点でした」と反省。視聴者から「めちゃくちゃかわええ」というコメントが殺到する一幕があった。
この日の第1試合は、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)が計7回のリーチを放って見事にトップを獲得。東1局に親の倍満をアガっていた渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)を逆転する足がかりとなったのが、東2局2本場のカン3索待ちリーチだった。
場に見えていた3索は1枚だったため、佐々木がしばしば冗談交じりに語る“引き算理論”に従えば山に3枚残っていることになるこの待ち。しかし実際には残りの3索はリーチの時点で他家に1枚ずつ持たれており、すでにツモアガリはできない状態だった。結果的に手詰まった白鳥から3索が放たれ、満貫のアガリを決めた佐々木。試合後のインタビューでは、同場面についてリポーターの松本圭世アナが「山に何枚あると思っていましたか?」と質問し、佐々木は自信満々に「3枚ですね」と即答。すかさず「0枚です!」と種明かしされ、即興の漫才のようなやりとりで視聴者の笑いを誘った。
このインタビューを微笑ましく見守っていた実況の松嶋と解説のEX風林火山・勝又健志(連盟)。しかし松嶋が「でも1枚切れてたから2枚?“引き算”的な正解は2枚ですか?」とコメントすると、勝又は「3枚じゃないですか?自分で使ってなかったですよね?」と不思議そうな表情を浮かべる。ここで松嶋は「白鳥さんから出てきたから……。あ、そっか!私が間違えました。先生失礼しました」と自身の勘違いに気付いて謝罪。まさに“テヘペロ”といった照れ笑いを見せながら「算数0点でした」と自虐的にコメントした。
京大卒の才媛として知られる松嶋がごく初歩的な引き算を間違えるという貴重なシーンに、視聴者からは「桃どしたw」「算数0点(京大)」「だれよりも頭いい大学でてるやん笑」「これは追試」といったツッコミが寄せられた。その一方で、一連の会話で見せた身振り手振りや愛らしい笑顔に魅了されるファンも続出。「めちゃくちゃかわええ」「桃かわいすぎて草」「かわいいなーもうw」「最強にかわいい」とコメント欄は大盛り上がりだった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)