どうしてもアガりたい役満、「つかめ!」と思わず願った。第1試合、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)が大三元をテンパイ。これにまさかのリーチでぶつけてきたのがU-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)。結果は流局となったが、試合後のインタビューで高宮が当時の心中を明かし、それに石橋が面白おかしく回答、“即席漫才”が完成し、視聴していたファンも思わず賑わう一幕があった。
南2局4本場、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)は白・中と2つ仕掛けて大三元をテンパイした。ラス目からトップまで浮上する大チャンスに視聴者も興奮、残り2枚まるまる残っている發の行方に注目した。そしてこの仕掛けに、乾坤一擲のギャンブルリーチをかけてきたのが親の石橋。「高目は多くて2枚しかいない」という大胆すぎる思考でぶつかってきたキングの戦略に、視聴者もこの日一番の盛り上がりをみせた。
2人がツモるたびにコメント欄は騒然、しかしハイテイ牌まで發は現れず、王牌の中という結果となった。インタビューで高宮は「リーチしてきたので發を持っているのかなと思ったのですが、(流局して)カパってしたら持ってなかったんで。ちょっとだけ(發)つかめ!って思いました」と、意外な手格好だった石橋のリーチの感想として、微笑みながらも悔しい本音をちらり。平素は感情をあまり表に出すことがない高宮のこのリアクションにはファンも「かわいいw」「掴めw」「すきっ」「まりしゃんかわわ」「愛嬌満点だなあ」と色めいた。
高宮の恨み節に対して、3着でインタビューに呼ばれた石橋は、發を持ってきたらどうするかの問いに、即座に「あ、食べます」と即答。「つかんでくれたらいいのに」に対してこのリアクションはまさに即席漫才。これには視聴者も「食べるよねwそりゃあ」「笑ったw」「もぐもぐ」「放り投げるよりおもろいな、食べるw」と大爆笑だった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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