Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、12月15日第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、毎試合ビジュアルでファンの目を楽しませているセガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)。今夜はどんな見た目で現れるのか、登場シーンから目が離せない。
昨期準優勝のセガサミーフェニックスだが、今年はまさかの絶不調。茅森早香(最高位戦)を除き3人がマイナスで、その負債もそれぞれ100を超えている。そういう時こそ重い雰囲気を打破するのが和久津の務め。永遠のギャル雀士が、今年一番の寒さもろとも吹き飛ばすか。
髪色で注目を集めるといえば、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)も忘れられない。ベースは金髪ながら、短い単位でアレンジが加わっていく。好調モードに入れば、卓上の牌に神経を研ぎ澄まし全体を把握する感覚の持ち主でもあることから、戦いの中でのメンタルがプラスに傾けば快勝を続ける実力は備えている。
ぶれない理論に裏打ちされた麻雀を打ち続けるのがEX風林火山・勝又健志(連盟)。日頃の研究という下地もあってか、少々のプラス・マイナスではびくともしない。人並みの運さえあれば勝てるという自信によるものか。もちろん狙うはリーグ首位を走るチームをさらに加速させるトップだ。
強豪ぞろいのMリーグにあって、必死に戦い続けている印象が強い赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)。今期の初勝利こそ早かったが、2勝目がなかなか遠い。ただ、腹をくくった打ち筋は周囲からの評価も高く、あと一歩で勝利という場面も少なくない。待望の2勝目を持ち帰り、控室で待つ先輩たちを喜ばすことができるか。
【12月15日第1試合】
赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦) 個人22位 ▲105.0
EX風林火山・勝又健志(連盟) 個人11位 +44.0
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人15位 +14.5
セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟) 個人28位 ▲182.1
【12月14日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +314.7(40/90)
2位 渋谷ABEMAS +240.4(40/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +132.9(42/90)
4位 赤坂ドリブンズ +25.6(40/90)
5位 TEAM雷電 ▲48.9(42/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲106.1(42/90)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲182.5(42/90)
8位 セガサミーフェニックス ▲376.1(40/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






