「うぅ…」場内に響いたうめき声 “無慈悲”なレバーショットに悶絶 「なんという一撃だ!」ネットに衝撃
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 1ラウンド1分36秒、キックボクシングのレジェンドが放った戦慄のレバーショットをまともに被弾した選手が、その痛みから「うぅ…」と場内に響き渡るうめき声をあげて悶絶。「本当の腹パン一撃だ」「なんという一撃だ!」「えぐい」など、ネット上に衝撃が広がっている。

【映像】戦慄のレバーショットに悶絶

 12月11日に配信されたONE Championshipシンガポール大会「ONE: BIG BANG II 」。ニキー・ホルツケン(オランダ)とエリオット・コンプトン(オーストラリア)の対戦は1ラウンド、ホルツケンが放った強烈なボディへのレバーショットにコンプトンがダウン。痛みにのたうち回る悶絶シーンが視聴者を震撼させた。

 ホルツケンは元キックボクシングの世界チャンピオンでプロボクシングでも活躍。世界最強やキック界屈指のイケメンなどと称された、文字どおりのレジェンド・ファイターだ。36歳、タイトル戦では連敗したものの、キャリア晩年に新天地ONEのキックボクシング・ライト級の舞台に飛び込んだ。対するコンプトンはケージムエタイ世界王者として活躍してきた選手である。

「うぅ…」場内に響いたうめき声 “無慈悲”なレバーショットに悶絶 「なんという一撃だ!」ネットに衝撃
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 1ラウンド、ケージ中央でどっしり構えるホルツケン。コンプトンが繰り出す連打への防御は万全だ。対するコンプトンは、ホルツケンのボディ目掛けて連打を繰り出し、跳びヒザを狙うなど、動きは活発だ。

 しかし、右ロー、左ストレート、さらにインファイトで攻勢を仕掛けたコンプトンの動きを冷静に見極めたホルツケンが、ワン、ツー、スリーではじめて右の強打まで。続けざまに左、右、そして腹をえぐるような強烈な左のレバーショットを叩き込んだ。

 レバーにめり込むような強烈な一撃に、コンプトンは悶絶。「うぅ…」と嗚咽を漏らし、マットに土下座するような格好のまま倒れ込み、しばらく動くことができない。勝利を確信し、両手を突き上げるホルツケン。あまりにも痛々しい悶絶シーンと勝者。その様子は天と地ほど対照的。しばらくして、悶絶状態から脱し、辛うじて立ち上がったコンプトンだが、リング中央の表情は痛みで曇ったまま。目をつむりながら勝者の勝ち名乗りを聞き、じっと耐える姿にネットからは「まだ苦しそう」「しんどそう」など、同情の声が寄せられた。

 ABEMAでゲスト解説を務めた志朗は「(ボディが)来るとわかっていればある程度耐えられますけど、今みたいに上の攻撃から下は来ると思ってないんで…力を入れてないで食らうと立てないですよね」と不意に貰うボディのキツさを改めて代弁していた。

 この壮絶なダウンシーンはONE Championshipのオフィシャルインスタグラムでも取り上げられ、「なんという一撃だ!」といった驚きの声とともに30万回以上再生されている。

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