
日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第10節B卓(5人打ち)が12月15日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、二階堂亜樹が卓内トップを取った。
15人参加のリーグで前節まで最下位と、下位3人の降級圏を抜け出せずにいる二階堂は、これまでの鬱憤を晴らすように4節ぶりのプラス。マイナスポイントはまだ200以上あるが、最終節での大逆転残留にわずかな望みを残した。対局後は「手牌に恵まれてプラスすることが出来ました。まだまだ厳しいポイントですが最終節も頑張りたいと思います」と前を向いていた。
【試合結果】
1位 二階堂亜樹 +63.9
2位 客野直 +27.7
3位 内川幸太郎 +19.8
4位 安村浩司 ▲34.6
5位 ダンプ大橋 ▲76.8
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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