『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、放送作家の野々村友紀子と2丁拳銃の川谷修士夫妻が登場し、「家事育児問題」をテーマにしくじり授業を行った。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、乃木坂46の高山一実、俳優の武田航平、入来茉里らが出演。
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家事育児の過労で倒れ、救急搬送された野々村を見て「俺が変わらなあかん。やれるときは手伝おう」と決意した川谷。しかし、やる気が上がったのはいいものの、実際にやる家事の内容は変わらなかったという。
不思議に思った野々村は、考えた結果、夫のあるしくじりに気づいたという。それは「家事の全体図がまったく見えていない」ことだった。川谷はやる気はあったが、何をやればいいのかわかっていなかったのだ。
家事育児問題は悪化の一途をたどったが、結婚16年目に「148項目の家事・育児リスト」を川谷にチェックさせたことで、その環境は一変した。リストには、野々村が日々やっている家事が細かく書き出されていた。「洗濯」と一口に言っても、洗う・干すだけでなく、「色物と白を分ける」「洗濯機のフィルターのホコリを取る」などの細かい項目が意外と多い。
主婦の大変さをわかっていたつもりだった川谷だが、リストを見て「主婦ってこんなにやってるの?怖っ!」と思ったそうで、「こんなに大変やったんやと。今まで申し訳なかった」と反省したという。
148項目のうち、川谷がやっていた家事に○をつけていったところ、結果はたったの8つ。さすがに少ないと思ったのか、無理やりチェック項目を増やそうとしたようで、「”やりかけたことがある”で△つけようとした」と野々村に暴露されていた。
「自分でイクメンって言うてたくせに全然やってへんやん!恥ずっ!」としくじりに気づいた川谷。細かい家事の存在に気づいてからは、一緒に協力して家事ができるようになり、ケンカはなくなった。
この経験を経て、野々村は「役割を分担するのではなく、家事全体図をわかってもらうことが大切」と教訓を学んだという。そして、「名もなき家事がたくさんある。これをわかってほしい」「環境が変われば家事も増えるんで、節目節目で話し合うのがとても大切」とアドバイスを送った。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)