将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が12月18日に行われ、飯島栄治七段(41)が渡辺大夢五段(32)に97手で勝利し、本戦出場を決めた。飯島七段は本戦初戦で豊島将之竜王(叡王、30)と対戦する。
今年度、前日までの成績(公表分)で21勝10敗、勝率.6774と絶好調の飯島七段は、相掛かりの出だしから早々とペースを掴むと、渡辺五段の攻めに自玉こそ薄くなったが、駒得を活かして、手番が来たところで一気呵成の攻撃。危なげない進行で快勝を収めた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)