将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が12月19日に行われ、村中秀史七段(39)が木下浩一七段(53)に77手で勝利した。村中七段は、午後2時からベスト4入りをかけて高見泰地七段(27)と対戦する。
先手の村中七段が居飛車・左美濃、後手の木下七段が三間飛車・美濃囲いの対抗形で始まった将棋は、拮抗した中盤に入ったかと見られたが、徐々に村中七段がリード。木下七段の方が駒得ではあったが、玉の堅さに差がつき決着がついた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)