将棋藤井聡太二冠(18)が菓子メーカーの不二家、飲料メーカーのサントリー食品インターナショナルとそれぞれ広告契約を結ぶと、日本将棋連盟が12月21日に発表した。契約開始は来年3月から。

 藤井二冠はこれまで、自身監修のゲームソフト「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」などは発売されていたものの、特定企業と広告契約を結ぶのは今回が初だ。

 今年、棋聖、王位の立て続けに奪取し、最年少でのタイトル獲得、二冠、八段昇段を果たしていた藤井二冠だが、デビューまもないころから初手を指す前にお茶をすすることから「初手お茶」とファンの間では話題になっていた。またチョコレートについても、対局時の栄養補給から、不二家の「LOOK」を持ち込んでいたこともあり、関西将棋会館に同社から提供されたこともあった。

 サントリー食品インターナショナル社は同社のホームページで「藤井王位・棋聖の人間性にも共感し、今後の活躍のサポートもさせていただきたく、『伊右衛門』ブランドなど清涼飲料水カテゴリーをはじめとした広告契約を結ばせていただくこととなりました。」(抜粋)とコメントも発表した。

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藤井聡太二冠、不二家・サントリーと広告契約 ゲームは発売も特定企業とは初 プロ入り直後から「初手お茶」「チョコ持参」