
麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」を決める最高位決定戦が12月23日の第3節が行われ、嶋村俊幸が卓内トップを獲得、トータル順位ではプロ麻雀リーグ「Mリーグ」のセガサミーフェニックスでも活躍する近藤誠一が首位に浮上した。
第2節までに▲123.7と大きく出遅れていた嶋村だが、今節では意地を見せた。1回戦に今回の決定戦初のトップを取ると、3回戦でも2度目のトップ。4戦してトップ2回、3着2回で45.2ポイントを稼ぎ、逆転でのタイトル獲得に望みをつないだ。「今日マイナスするとほとんど優勝の目がなくなってしまうと思っていたので、なんとか勝てて良かったです。次回も少しでもタイトル獲得に近づけるよう頑張ります」と、さらなる巻き返しを誓っていた。
【試合結果】
1位 嶋村俊幸 +45.2
2位 近藤誠一 +19.4
3位 坂本大志 ▲16.8
4位 醍醐大 ▲50.8
【トータル順位】
1位 近藤誠一 +91.3
2位 醍醐大 +56.0
3位 坂本大志 ▲71.8
4位 嶋村俊幸 ▲78.5
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟に拠点があり、所属会員数は約380人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
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