プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」12月24日の第2試合が行われ、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)が待望の今期初トップを獲得した。俳優業とプロ雀士の両立を掲げて戦う3シーズン目、開幕からの不調に苦しみ14戦してトップなしだったが、クリスマスイブの夜についに勝利。ファンからも「おめでとう」「俺達のハギー!」と祝福の声が殺到した。
僅差のトップ目だった南2局、親番で満貫をアガり突き放したが、終盤には他者に追いかけられると、オーラスは赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)に満貫をツモられれば、2試合連続で逆転負けを喫するピンチを招いていた。それでも最後はU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)がアガり、ゲームセット。必死に耐えた戦いぶりが功を奏した。
試合後のインタビューでは「長かったですし、麻雀人生でこんなにトップ取れなかったのは初めて。いい経験値にします。うれしいというより、感謝というか不思議な気持ちです」と、チームメイトである瀬戸熊直樹、黒沢咲(いずれも連盟)、さらには「ユニバース」と呼ばれるファンたちに感謝の言葉を繰り返していた。
【第2試合結果】
1着 TEMA雷電・萩原聖人(連盟)3万9300点/+59.3
2着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)3万500点/+10.5
3着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)2万3300点/▲16.7
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)6900点/▲53.1
【12月24日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +376.8(46/90)
2位 渋谷ABEMAS +337.9(46/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +69.3(48/90)
4位 赤坂ドリブンズ ▲84.7(48/90)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲96.3(46/90)
6位 TEAM雷電 ▲146.5(48/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲194.6(48/90)
8位 セガサミーフェニックス ▲261.9(46/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





