年末の主役はサクラの王子 内川が年内最終戦勝利で月間MVP/麻雀・Mリーグ
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 年内最終戦、今期序盤は苦しんだサクラの王子が、見事主役を果たしてみせた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」12月25日の第2試合で、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)が今期4勝目を獲得。内川は月間MVPに輝いた。

【動画】月間3勝&MVPとなった内川

 この試合の対局者は起家からセガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)、EX風林火山・滝沢和典(連盟)、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)、内川の並びでスタート。内川は開局から3連続のアガリを決めた。それぞれ打点は低いものの、ライバルのチャンスを潰す、効果的な攻めをみせた。決定打となったのは南2局2本場、リーチ・平和・赤・裏ドラの1万2000点(+600点、供託2000点)をアガってトップ目へ。南3局1本場でも満貫をアガると、断トツで年内最終戦を締めた。

 インタビューでは「オンラインパブリックビューイングがあったので、たくさんアガるところをみせたいと思っていました」と開始前の思いを打ち明け、構想通りのゲームができたことに白い歯を見せた。これでチームは4位浮上となり、「最下位になることもありましたが、12月はみんなでいい成績で終えられたので、いい年を越せるのではないかと。新春から春先にかけて、頑張っていきたいと思います」とこれまでの振り返り、そして来年の展望を語った。

 12月、チームの快進撃の中心にあったのはまぎれもなく内川。今期4勝のうち3勝を12月に獲得し、特に10日にはその時点での最高得点となるスコアで2勝目。18日、そしてこの日と、見る者を圧倒する強烈なアガリの連発は、まさに“手順マエストロ”の通り名通り。決して奇をてらうことはなく、王道を貫く麻雀で勢いを引き寄せている。エース沢崎誠(連盟)が不調にあえぐ中で、12月は内川一人で+191.1と、起爆剤となる働きをみせた。この活躍ぶりに視聴者からは「うっちーおめでとう!」「一年を締める男!」「爽やか!」「うっちー最強!!」と多数のコメントが投稿された。

年末の主役はサクラの王子 内川が年内最終戦勝利で月間MVP/麻雀・Mリーグ
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 試合直後に内川は自身のTwitterで「12月は良き月でした。一年の締めくくりをトップで飾れて良かったです」と投稿。季節外れの桜吹雪といわれる勢いのまま、年明け初戦の1月2日に挑みたいところ。意気揚々、サクラの王子の活躍が、来年も大いに期待される。

【第2試合結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)4万9400点/+69.4

2着 セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)3万6200点/+16.2

3着 EX風林火山・滝沢和典(連盟)2万8700点/▲11.3

4着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)-1万4300点/▲74.3

【12月25日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +432.4(48/90)

2位 渋谷ABEMAS +274.3(48/90)

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +69.3(48/90)

4位 KADOKAWAサクラナイツ ▲55.3(48/90)

5位 赤坂ドリブンズ ▲84.7(48/90)

6位 TEAM雷電 ▲146.5(48/90)

7位 U-NEXT Pirates ▲194.6(48/90)

8位 セガサミーフェニックス ▲294.9(48/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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