Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、1月2日第1試合に出場する4選手を発表した。年が明けて初の試合となるMリーグ。レギュラーシーズンは折り返し地点を過ぎたところだが、新年に好スタートを切るのはどちらか。
新春の戦いにふさわしく、4人ともベスト10に入っている選手ばかり。気持ちいいスタートを切るために好調選手を揃えてきた。個人9位のKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)は、参戦初年度から慣れないルールに対応し「ガチ枠」として機能するあたりは、さすがのひとこと。チームメイトも上り調子で、チームとしてもプラス域復帰まであと少しだ。
個人8位に渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)は、笑顔とそのキャラクターでチームを支えてきたが、ポイントでも大きく貢献。リーグ2位につける大きな原動力になっている。オーラスで逆転の跳満ツモを見せるなど、勝負強さも光っており、最後まで目が離せない選手の一人だ。
個人7位の茅森早香(最高位戦)がいなければ、セガサミーフェニックスの2020年はもっと暗く沈んだものになっていただろう。チームのマイナスポイントが危険域に達しようというところで度々トップを取る活躍を続けてきた。新年一発目の試合を任されたのも、今期のエースとしての指名だろうとうかがえる。
強豪30選手の頂点に君臨するのが、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)。開幕前に掲げた+500という大きな目標も、既に七合目までやってきた。トップを取る時は大量ポイントを獲得することも多い選手だけに、早々に+400ポイント台どころか、+500にもすぐに手が届く。
【1月2日第1試合】
KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会) 個人9位 +102.5
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人1位 +357.6
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人8位 +111.1
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦) 個人7位 +170.7
【12月25日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +432.4(48/90)
2位 渋谷ABEMAS +274.3(48/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +69.3(48/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ ▲55.3(48/90)
5位 赤坂ドリブンズ ▲84.7(48/90)
6位 TEAM雷電 ▲146.5(48/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲194.6(48/90)
8位 セガサミーフェニックス ▲294.9(48/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






