Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、1月4日第1試合に出場する4選手を発表した。新年1週目から役満が飛び出すド派手な展開となっているが、ポイント差はじわりと詰まる展開に。リーグ2、3、4、6位の戦いで主導権を握るのはどのチーム、選手か。
レギュラーシーズンも折り返し、少しずつ順位が気になる時期に差し掛かるのが例年の流れ。下位2チームに入らないことが最低条件だけに、当落線上のチームは背中が寒い思いはしたくない。赤坂ドリブンズは現在6位で、園田賢(最高位戦)の復調はチームの浮沈に大きく関わるところ。気持ちいい勝利で、沈滞ムードを振り切りたい。
リーグ4位のKADOKAWAサクラナイツは内川幸太郎(連盟)が登場。12月は月間MVPも獲得し、一気に調子を上げてきた。気づけば個人ポイントもトップ10入り。堀慎吾(協会)が年始早々から役満をアガってさらに勢いづくだけに、内川もこれに続きたい。
リーグ3位のKONAMI麻雀格闘倶楽部からは、高宮まり(連盟)が先発。マイナスポイントが約200までかさみ、苦しみが続いている。強気の攻めが持ち味のチーム、選手だけに、ひるまずどこまで腕を振れるか。倒れる時は前のめり、といったファイティングポーズを維持したい。
リーグ2位の渋谷ABEMASは白鳥翔(連盟)が先陣を切る。チームメイト3人がプラスポイントの中、一人だけ出遅れているのは落ち着かない。大きなトップ1回で負債を完済でいるレベルだけに、大きなトップで再び空高く羽ばたけるか。
【1月4日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦) 個人22位 ▲141.9
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人10位 +64.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟) 個人28位 ▲196.0
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人18位 ▲58.6
【1月3日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +339.7(50/90)
2位 渋谷ABEMAS +211.4(50/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +51.7(50/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +3.5(50/90)
5位 TEAM雷電 ▲69.7(50/90)
6位 赤坂ドリブンズ ▲85.0(50/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲178.4(50/90)
8位 セガサミーフェニックス ▲273.2(50/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





