将棋の藤井聡太王位・棋聖（18）が1月6日、順位戦B級2組9回戦で中村修九段（58）と対局中だ。今期は7戦全勝で単独トップに立っており、昇級枠の3人に入るには残り3局で2勝すれば条件クリア。また本局に勝利した上で、後続の棋士が敗れた場合には、今日にも昇級が決定するケースがある。
2020年には2つのタイトルを獲得、銀河戦でも初優勝を果たした藤井王位・棋聖。デビューとともに参戦した順位戦では、通算で36勝1敗と驚異的な成績で勝ち進めてきた。C級1組で唯一の黒星を喫し、惜しくも1期抜けを逃したが、タイトル経験者も在籍するB級2組では快勝を重ねて7連勝。昇級にあと一歩まで迫っている。
名人へと続く順位戦だが、1つ上のB級1組は「鬼の棲家」と呼ばれるほど実力者が揃う激戦区と呼ばれている。タイトルホルダー、経験者、若手実力者が在籍しており、最上位リーグのA級昇級を目指す激闘が繰り返されている。藤井王位・棋聖には、最年少名人記録（21歳2カ月）の更新の期待も持たれているが、そのためには来期B級1組に参戦した場合にも1期抜けを果たし、さらにA級初挑戦で挑戦権を獲得することが最低条件となっている。
持ち時間は各6時間で、先手は中村九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 海老フライ＆クリームコロッケ盛り合わせ 中村修九段 うなぎ丼
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 4時間54分（消費1時間6分） 中村修九段 5時間8分（消費52分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
