Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、1月8日第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ2位につけるEX風林火山の滝沢和典(連盟)。昨日、渋谷ABEMASに明け渡したリーグ首位の座を、1日で取り戻せるか。
チーム3選手が全員プラスと好調のEX風林火山。2位に後退したとはいえ、安定感は8チーム中でも抜けている。出場試合数もバランスよく負担を分担できている中、個人で7勝している滝沢が、今期のエースだ。トップならもれなく首位奪還できるポイントだけに、1試合目で首位に戻り、2試合目でさらに突き放す展開を目指す。
すんなり勝たせるわけにいかないのが、個人2位と活躍中のKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)。相手を完膚なきまでに叩きのめす攻撃麻雀で、今期は8勝。滝沢とな長くライバルとして戦ってきた。上位2チームが抜け出しつつある中で、リーグ3位につけるチームをさらに上位に引き上げるためには、魔王の力が必要だ。
個人6位につける赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)は、リーグ6位と苦戦するチームの中で唯一のプラスポイント獲得者。他の3人が低迷する中、なんとか踏ん張るしかない。しばらく自身も勝利から遠ざかっており、久々の勝利者インタビューで反撃宣言をしたいところだ。
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)は、女性ながら30選手の中でもひときわスケールの大きい麻雀を打つことで知られている。さらには鳴きが極端に少ない選手でもあり、大半の選手が鳴く場面でも平然とスルーする。数試合で1回見られるかどうかのレアシーンが、今夜は出現するか。
【1月8日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦) 個人5位 +174.3
EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人6位 +170.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人2位 +356.2
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人10位 +110.2
【1月7日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +371.4(54/90)
2位 EX風林火山 +340.9(52/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +75.3(52/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ ▲6.0(54/90)
5位 TEAM雷電 ▲62.4(52/90)
6位 赤坂ドリブンズ ▲174.0(52/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲203.4(54/90)
8位 セガサミーフェニックス ▲341.8(54/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






