全勝の前頭筆頭の大栄翔(追手風)が前頭六枚目・輝(高田川)をとったりで下して全勝を守った。
先に拳を下ろし、どっしりと構えた大栄翔は低い体勢から鋭く当たると突き起こすように輝きを攻める。しかし、輝が長い腕を生かして突き押しながら前に出ると、大栄翔は一気に土俵際へ押し込まれた。
あわや、と思われた場面だったが上半身をのけ反らせた大栄翔が輝の突き押しに耐えると、輝の圧力を受け流すように体を開いて腕をたぐり見事なとったりで全勝を死守した。
ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「当たりは輝が良かった。大栄翔は相手が何かしてくるのでは、と見ていた。今まで、七日間の立ち合いより前に出れなかった」と指摘すると「うまく腕をたぐって勝った。悪い相撲ではなかったが、ギリギリのところで勝つということで、自分の心の中に不安が残ってしまう。ただ、勝ち越したのでホッとはしている」とも話して、明日以降の活躍に期待を寄せた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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