綱取りから一転、貴景勝に秀ノ山親方「メンタル面が一番くる。自分で制限をかけ、視野も狭く…」
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大相撲初場所>◇九日目◇18日◇東京・両国国技館

 大関・貴景勝(常盤山)が前頭五枚目・遠藤(追手風)に引き落としで敗れ、負け越しまで後がない痛い黒星を喫した。解説の元大関・琴奨菊の秀ノ山親方は深いため息をつきながら「メンタル面が一番くる」と語った。

【映像】貴景勝の一番と秀ノ山親方の解説

 今場所で綱取りが期待されていたものの、八日目の時点で2勝6敗と厳しい結果が続いていた貴景勝。ABEMAで解説を務めた元大関・琴奨菊の秀ノ山親方は、そんな貴景勝について、自身の経験を振り返りつつ「いろんな制限を自分でかけちゃっうんです。なのでどんどん視野が狭くなっていくんですよね」「メンタル面が一番くる」と言及した。

 九日目の取組では、業師・遠藤と対戦。立ち合いで互いに低くぶつかると、貴景勝が突き放して前に出ていったものの、最後は遠藤にかわされてうつ伏せになるような形で土俵上にダイブした。敗れた貴景勝は7敗目を喫し、来場所カド番となる負け越しまで後がなくなった。

 不調が続く貴景勝の取組を受けて、秀ノ山親方は「やっぱり足が出ないのは一つありますけど、(立ち合いも)ちょっとズレていますね」と説明。さらに「メンタルはくるんです。知らず知らずのうちに追い込まれて、自分に制限をかけてしまう」「元大関・豪栄道の武隈親方ともそういった話をしますけど、どうやって制限を取っていたかとなると、やっぱり結論が出ないんですよね」とため息交じりに語った。

 秀ノ山親方の解説を受けて、視聴者からは「重みのある言葉」「自縄自縛かな」「納得」「固くなってるってことか」といった声が寄せられたほか、7敗目を喫した貴景勝に「嘘やろ」「プレッシャー?」「来場所はカド番か」「つらい」とコメントするファンも相次いでいた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)

【映像】貴景勝の一番と秀ノ山親方の解説
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