麻雀を打ちながら思わず口ずさんでしまいそうな、キャッチーな替え歌が誕生した。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」1月18日、この日の中継を解説していた赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)が、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)の河に置いてある、テンパイ時にフリテンとなってしまう牌を見つけ、「あ、フリテンだ」と口にした。そしてそれに「フリテンダー」と、Official髭男dismのヒット曲「pretender」を持ち出したことに、実況の松嶋桃(協会)も反応。「フリテンダー、あはは!流行りの曲みたいになっちゃいましたけど、名曲ですから」と返した。
また松嶋は「麻雀プロは流行りに疎いところがあって、私の中では新曲ですけど、素敵な曲です」と続け、この会話が視聴者にも好反応。「フリテンダーw」「ヒゲダンが黙ってねーぞw」とコメントが投稿され、さらに「もっと違う切り巡で~」「もっと違う配牌で、もっと違うツモ順で」「テンパイ!僕は君の待ち牌じゃない」と会話が“飛び火”する事態となり、新たな替え歌もコメント欄やTwitter上で登場、アレンジされていた。
しばらくフリテンを見つけた雀士の間で流行となるかもしれない「フリテンダー」。真剣勝負の最中に、トップ選手からふっと生まれたユーモアで、視聴者が賑わった一幕だった。「pretender」のリリースは2019年5月15日、速い時代の流れにあって、今でも多くのファンに親しまれている。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







