「9万2000点」分の一発ツモ炸裂!二階堂亜樹がオーラス総まくりトップ/麻雀・Mリーグ
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 一撃でラスからトップへ急浮上、順位点を含めると「9万2000点」の価値を持つ強烈な一発ツモで勝負を決めた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」1月19日の第1試合で、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)がオーラスでの総まくりに成功。2021年の初勝利となる個人5勝目を挙げた。

【動画】一撃9万2000点分の一発ツモ(1時間18分ごろ~)

 この試合の対局者は赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)、二階堂、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)の並びでスタート。ポイントに余裕のある2位のEX風林火山を除く3チームにとっては、セミファイナル進出のために少しでも上位との差を縮めておきたい一戦だ。

 試合はなかなか決め手となるアガリが出ず、4選手が原点の2万5000点付近で激しく競り合う展開に。東1局にリーチ・平和の2000点をアガった二階堂は、東3局の親番にもツモ・発で3900点(+供託1000点)を加点。今期のチームを象徴するような手堅い麻雀で優位なポジションをキープしながら南場を迎えたが、終盤に落とし穴が待っていた。南2局1本場、南3局と小林への連続放銃。オーラスを迎えた時点で、トップ目でラス親の小林と1万200点差の4着目という状況に追い込まれた。

 しかし「満貫ツモったらトップじゃん」とあくまでも前向きだったという二階堂。南4局、全員がイーシャンテンの状況から、11巡目に4・7索待ちで先制リーチを繰り出す。この時点で確定していた役はリーチ・赤のみだったが、リーグきっての花形雀士は土壇場でドラの4索を一発で釣り上げる引きの強さを発揮。結果的にリーチ・一発・ツモ・赤・ドラ・裏ドラの1万2000点のアガリとなり、文句なしの逆転トップを獲得した。

 +50ポイントのトップと-30ポイントのラスの順位点の差は、点棒に換算すると8万点。跳満の1万2000点と合わせて、じつに9万2000点分の価値を持つ豪快な総まくりに、解説を務めていた渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)も「着順ぜんぶ変わっちゃった!」と仰天。一方、トップ目から3着に転落した小林にとっては、一気に6万6000点分のポイントを失う痛すぎる親被りとなった。

「9万2000点」分の一発ツモ炸裂!二階堂亜樹がオーラス総まくりトップ/麻雀・Mリーグ
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 試合後のインタビューで「放銃が続いて、なかば(ラスを)受け入れていたんですけどね。ただ最後まで諦めちゃダメだと思って」とオーラス時の心境を明かした二階堂。可憐な笑顔を浮かべながら「最近ちょっと調子が悪かったので、トップを取れて嬉しいです」と新年初勝利の喜びを噛みしめる姿に、ファンからも「最高だー!」「嬉しそう」「おめでとおおおおお」と歓喜や祝福のコメントが続々と寄せられた。

【第1試合結果】

1着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)3万1200点/+51.2

2着 セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)2万3600点/+3.6

3着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)2万3400点/▲16.6

4着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)2万1800点/▲38.2

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

ラスから一撃でトップを取った二階堂亜樹
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この顔の時は…
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まずは倒してビシッ!
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