プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」1月19日の第2試合終了後のインタビューで、トップを獲得した赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)が息もつかせぬマシンガントークを展開。インタビュアーも苦笑するほどの熱量だったが、中継の解説を務めた渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)は「あの局だけで3時間、4時間話せますよ」と一流のプロ雀士として共感せずにはいられなかったようだ。
園田はこの試合で個人2連勝を決め、晴れやかな表情で試合後のインタビューに登場。ひとしきりトップ獲得の喜びを語った後、中・対々和の7700点(+300点、供託3000点)のアガリを決めた東3局1本場に話が及ぶと、園田の“独演会”が幕を開けた。
供託のリーチ棒が2本あるという状況ゆえ、「アガリやすさと打点」のバランスで苦悩し、対々和以外にもさまざまな選択の可能性があったことを早口で解説する園田。身振り手振りを交えながらのマシンガントークはおよそ100秒にも及び、視聴者コメント欄は「めっちゃ喋るやん笑」「園田おもろいわw」「麻雀漫談」「饒舌が過ぎるw」「明日になるわ」「止まんなくて草」と大盛り上がり。また「頭の回転が速い」「情報量が多すぎる」「記憶力すげえ」と感嘆するファンの声も寄せられた。
リポーターの松本圭世アナが苦笑しながら「非常によくしゃべられるな、と……」と指摘すると、園田は「すみません!楽屋でやれって話ですよね!」と照れ笑い。インタビュー終了後、実況を担当した小林未沙が「1時間くらい喋れるんじゃないか、みたいな……」と唖然としながら感想を漏らした一方で、解説の多井は「ああいう話は2時間でも3時間でも話したいんですよ、僕たちは」と園田に共感。続けて「正直、あの局だけで3時間、4時間話せますよ」と、さも当然のように麻雀を生業とする者としての性(さが)を語った。
これには視聴者からも「いいこと言うやん」「さすが麻雀職人」「それぐらい考えてるんだなぁ」「感想戦楽しそう」「4時間でも全然聞ける」といったコメントが続出。あらためて一流のプロ雀士たちの思考の深さと、麻雀にかける情熱の大きさが伺えた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
この記事の画像一覧







